GWな休日2


♪AloneAgain/VondaShepard

VondaShepardで連投です。
HDDの整理と一緒にDVDの整理もしていたらアリーMyLoveが出てきたので。
これ、2ndシーズンまでは見てたんですけど、結構面白かったです。
音楽がいいアクセントになっていました。
劇中、Vondaは事務所の1階のバー(この設定が何とも。。)のハウスバンドのボーカル役でレギュラー出演してました。
彼女の歌うI'll be thereがすごくいいんですが、YouTubeになかったですね。Jackson一族の版権管理が強力なのかな?w


今回色々と見直していて、、「のだめカンタービレ」と「スイングガールズ」。
上野樹里、いいですね〜。美形コメディエンヌとして頑張って欲しいです。大河は見てないけど。
のだめは、コミック原作という事もあるしフジなので、過剰な演出になっているところがあると思うけど、本人は素で楽しんでたように思います。
しかし、この取ってつけたような展開にまた泣かされました。
Sオケ初舞台、学園祭、いろいろあって、最終回。
この最終回は何度みても泣けますな。筋書きはともかく、出演者マジ泣きですよね。これ。
スイングガールズもすごくすがすがしく終わりますね。途中も面白いし。本仮屋ユイカも良かったな〜
そして、ウォーターボーイズには玉木宏が出ており、そしてどこにでも竹中直人が出ている。


竹中直人といえば、ドラマ版の壬生義士伝にも出ていますが、めちゃくちゃ格好いいです。
元々はテレ東の新春時代劇で、放映時は家族で見てましたw
その後たまたま再放送で見て、いたく感動してしまい、DVDで持っていたんですが、知人に貸したまま返ってこない状況でした。
なので、また放送される機会を待っていたんですが、今週、CATVで放送してます。明日最終話かな?

出演者はさすがに豪華ですが、その中で堂々と主役としての存在感を出している渡辺謙はさすがの一言です。
まぁ、日本人なら涙せずにいられない(だろう)話と演出です。中井貴一が主人公を演じた映画版の方が、原作に忠実だと思います。

ただ、このドラマ版のいいところは、時間が長いだけあって(約9時間w)脇役まで人物像がよく描かれており、竹中直人斉藤一を演じてます。マジで格好いいです。
そして、主人公・吉村寛一朗の幼馴染、大野次郎右衛門を演じた内藤剛志が、特に良かったです。

脱藩者であり、戊辰戦争で朝敵となった幕府軍に属する新撰組である吉村を、南部藩の要職についていた大野は立場上かくまうことができません。幼馴染である吉村に「腹かっさばいて死ね」と衆人の前で言い切ります。楽に死ねるよう、吉村が手に縛り付けていた刃の欠けた刀でなく、由緒あ名刀を渡します。
そして、吉村がその刀を息子に残して欲しい、と血文字で書き残して、刃が欠けた刀で苦しみながら自刃したのを見た時、、
泣かないんです。こらえる。目を見開いて、うなるんです。
自分の立場もあるだろうし、武士とはそういうものであったのかもしれません。でも幼馴染の壮絶な最後を目にしています。
でも、泣かないでこらえる。

その後「薩長討つべし」として南部藩を幕府方につかせ、敗戦。責任を取らされ切腹する前に、藩から冷遇され、半ば幽閉されていた母に会います。母役は岸田今日子
お前はよくやった、母はちゃんと分かっていますよ、というだけでもあれですが、「貫一郎に詰め腹切らせたそうだな。辛かったろうに」と言われ、初めて泣きます。
「辛うございました。あれが一番辛うございました」
涙腺、決壊です。
映画版では大野役を三宅祐司が演じましたが、こういう演技というか演出がなかった。
時間の制約もあるし、解釈の違いもあると思うけど、もし映画版を見られた方には、ドラマ版もお奨めします。
あと、斉藤一の愛人を演じた坂井真紀も凄くいいですね。薄幸。