ハードなオフ


♪CarpetCrawlers/genesis
綺麗な曲ですが、、、直訳すると「絨毯を這う者」w
収録アルバム(Lamb)がSF的なストーリーのアルバムなのでそういう歌詞になっていますが、リメイクされる程この曲単体で人気があるんですよね。
やはり英国はファンタジーの国なんでしょうか。
日本人の自分は歌詞が直接理解できないので、音楽の美しさで大好きです。


今週末は長年使っていたレコードプレーヤーとMTRをリプレースしました。
レコードプレーヤーは元々ウチの兄が使っていたもので、自分が使い始めてからでも20年弱になります。
Victor QLY-33F
ダイレクトドライブで、それまで自分が使っていたAIWAのミニコンポのベルトドライブのプレーヤーとは違い、安定した音が出ていました。
兄が大学生活で一人暮らしを始めてからは実家で自分が使い、自分が就職して一人暮らしをする時に、コンポ一式をそのままもらってきてしまいました。
今でもレコード盤は持っているので、特別な場合を除いて、CDで買い直しなんていう(自分にとっては)無駄な事をしていないので、つい最近まで使っていました。
実家→柏→大阪→名古屋→埼玉(現在)と、一緒に暮らしてきたんですよね。
兄のコンポで最後まで使っていたのがこのレコードプレーヤーだったのですが、去年あたりからターンテーブルが回らなくなり、とりあえずということでDENONのベルトドライブを中古で買ってきたのですが、音が「薄い」。これはターンテーブルの駆動方式云々では無く、モデル自体の性能の差なんでしょうが。
先日書いたとおり、最近ヤフオクをチェックするようになったので、今回、中古のプレーヤーを落札しました。
同じモデルにしようと思ったのですが、折角なので一つ上のモデルであるQL-Y44Fにしました。
土曜日に受け取って早速セットアップ。針が折れている状態であることは告知されていたので、様子をみてみようと思っていましたが、そこは同じVictor製品、QL-Y33Fに付けていたやつがそのまま付きました。
最初に何を聴くか、悩んだ末にKingCrimsonのREDを選択しました。
中学生の時に、生涯で3枚目に買った洋楽のレコードです。

そして、、聴きなれた音が出てきた時にはホッとしました。
また安心してアナログ盤を聴けます。

写真で見るよりも使用感があり、決して綺麗ではないですが同じような年月を元の持ち主の下で過ごしてきたんだと思うと、感慨深いです。


で、午後にバンドメンバーの家に行く予定だったので、ついでにハードオフに寄って古いプレーヤーを処分することにしました。
QL-Y33Fと同じく兄のコンポだったONKYOのチューナー(自分はラジオは聴かないので外していた)、そしてDENONのベルトドライブ、あと今の会社の人にもらった古いSAMSUNの小型液晶TVです。
買い取り額、合わせて、¥5,600-也。
そりゃぁ、ターンテーブルが動かないレコードプレーヤーだし、チューナーも何年も電源入れてない完全ジャンクですからね。
こんなもんでしょうね。。
分かっていましたが、ちょっと淋しかったです。
ちなみにそのうち\5,000-はDENONのベルトドライブでした。
途中でガソリンを入れて行ったので、ちょうどチャラになった感じです。
そこのハードオフでポロの靴下が安かったので3足買いました。
会社用の靴下、穴が開いてたんですよねー
3足、¥630-也


もう一つ、前々から悩んでいたのがMTRです。
KORGのD1200を、約10年使っていましたが、最近HDDのカリカリ音がひどくなって(PCと同じでHDDは消耗品)、ボタンの反応も悪くなってきていたので、バンドも新しく始まったことだしこの際リプレースしようかと。
で、時代は完全にPCで曲作り、所謂DTMですが、自分のPCはデスクトップだし少し古いので、スペックや可搬性が気になっていました。
DTMでPCの呪縛に縛られるよりは、使い慣れた専用機の方がいいと思ったのですが、MTRの現行機種は手軽さやPCとの連携が売りで、本体性能は以前よりスペックダウンしているんですね。
なので、又々ヤフオクで中古を物色していましたが、数少ない現行ハイスペック機、TASCAMの2488neoの新品が出品されていました。
Amazonの台数限定安売りよりも多少安い価格だったので、即決で落札しました。

MTRもカセット4trの時代から4台目ですが、操作の基本は変わっていないので、やはり使いやすいです。
DTMは以前SONARを使った事がありますが、もうイチイチ面倒で。
でも、ちょっとした思いつきや。断片的なアイデアiPhoneに録っちゃいますね。
iPhone便利。すごく便利)


で、新しいMTRの設置に際して部屋の片付けもしていたら古いデジカメやらMDウォークマンやらが出てきたので、午後から天気も良くなったことだし、TASCAMからPCに音声を出すケーブルも必要だったので、ドライブがてらに又々ハードオフへ。
D1200は中に音源が入っているので手元に残しますが、今回はDegitechのGSP2112Artistを処分することにしました。
シームレスなプログラムチェンジが可能なチューブプリ+マルチエフェクターで、設定が難しく、以前は結構苦労していじってました。最近内臓電池が寿命になったらしく、設定の保存ができない状態になっていました。修理すればいいんでしょうが、同じくDegitechのフロアマルチがあるのと、実際シームレスって自分にはMUSTでは無く、必要は無くなっていたんですね。
でも、当時は憧れの機種というか、BOSSなんかのラックマルチよりと比較するとチューブが入っているというステイタス?のようなものがあった(気がする)ので、何というか所有する喜びがある機種だったんですね。
でも、今回使ったお金の足しになるかと思い、思い切って処分することにしました。
GSP本体+フットコントローラ+取説、NIKONコンデジSONYのMDウォークマン、会社の人から引き取ったVictorのコンパクトDAT(壊れて中のテープも出せない)、勢いで中古で買ったEOS55+標準ズーム、バッテリーとかが売れるかと思って古い携帯オプション込み一式、など。
買い取り額、合わせて¥9,000-也
ちなみにGSPが\8,000-、前述のDENONに付けていたカートリッジが¥500-、残りはまとめて¥500-でした。

ま、そりゃね、いくら付属品も箱も揃ってても今時MDウォークマンなんて持ち込まれてもねぇ。デジカメも今時の携帯の方が便利だし、ましてEOS55なんてフィルムカメラですからねぇ。


いや、完全なジャンクを引き取ってくれるだけでも有難いことです。部品にばらされても再利用されて欲しい。
ただ、物を売る時は懐具合が寂しい時という訳で、お金が絡むとどうもいかんです。


その思い出、プライスレス。
そいうことですね。